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クリスピー セージ(セージの素揚げ)

お料理にハーブ活用してますか?

今回使うセージは、バジル・パセリ・ミントなどそのまま生でも美味しく食べられるハーブに比べると少しハードルが高いと思う方も多いかもしれません。

そんな方にぜひおすすめしたいのがこのレシピ。
お料理にトッピングするだけでセージを簡単に楽しむことができますよ。
そのままパリパリスナックとして食べてもOK。ほんのりほろ苦い味がクセになります。

では、さっそくまいりましょう。

セージってどんなハーブ?

セージは、シソ科の多年草の植物です。
「シソ科」ってさらりと言いましたが、バジル・ミント・ローズマリー・オレガノ・タイム・ラベンダーに荏胡麻、これらのハーブも全部シソ科の植物なんです。

私のように料理好きにとってはセージといえば食用ですが、実はセージにはアロマや鑑賞用など数多くの種類があります。

スピリチュアル系が好きな方にとってはセージは浄化のハーブとして有名で、乾燥させた葉をお香のように焚くんだそうです。こちらは、ホワイトセージと呼ばれて食用とは違う種(食べられないわけではないようですが…)になります。

食用・薬用として代表的な種は、コモンセージです。
スーパーのお野菜コーナーの一角で単に「セージ」として売られているのもこれ。

シルバーグリーンとでも言いましょうか、白っぽい緑が印象的な葉色をしています。春の終わりから夏の初めにかけて咲く可愛らしい紫色の花も、もちろん食べることができ、お皿に彩りを添えてくれます。

コモンセージ
コモンセージ。大きくて素揚げに良さげな葉を30枚ほど摘んだ後なのでスカスカです笑

葉は肉厚で表面はざらざらしており、裏面には葉脈が突出していて細かな凹凸があります。
かすかに甘くかつ爽やかな香りは比較的強く、かじるとちょっぴり苦みがあります。

抗菌・防腐効果があるので、昔からヨーロッパではソーセージの香辛料として利用されてきました。

セージは、肉などの食材と一緒にマリネしたり、油や酢に漬け込む、ハーブティーにするなどその香りを生かす利用法が多いハーブです。

極細かく刻んでドレッシングに入れたり、バターに練り込むことで生で楽しむこともできます。

そのままの葉をサラダリーフとして食べるには向きません。噛んだ後にも口の中に残るような食感があるためです。

セージを丸ごと食べる!

このちょっぴり不快な食感を、パリパリ食感に変え、セージを丸ごと美味しく楽しむのが今回のレシピ『クリスピーセージ』
肉厚な葉が生かされるセージの素揚げです。

主に肉料理や乳製品と相性が良いとされるセージですが、野菜料理や植物性代替え乳製品とだって合うんです。素揚げにすれば、そのままでも食べれちゃう!

揚げ時間は10秒ほどのスーパー時短レシピ。
ということで、フレッシュセージが手に入ったらぜひ試してみてね。

食材リスト&ひとこと解説

クリスピーセージの材料

セージ
揚げ油
 以上3つ。

揚げ油は、お好きな油を使ってください。ちなみに私はオリーブオイルが好きです。
(調理写真は見やすいように色の薄いひまわり油を使っています。)

作り方、コツなど

まずは下準備…

►セージを洗って、しっかりと水気を取る。

ボウル貯めた水で優しく洗った後、キッチンぺーバーで軽く挟んで水気をしっかり取り除く。揚げ物に余分な水気は厳禁!

セージの下準備

では、作っていきましょう。

1.鍋もしくはフライパンに油を適量入れて温める。

►できるだけ少量の油で済ませたいので内径14㎝の小さい鍋を使っています。
むらなく揚げるためには、ある程度の油の深さ(とはいえ1㎝も要りません)が必要です。<下の調理写真>

2.セージを入れて揚げる。

►油の温度は、170~180度が適温。
温度が低すぎると油っぽい仕上がりに。
逆に高すぎると葉が丸まりやすくなり、すぐに茶色く色付き焦げてしまいます。セージ独特の苦みではなく、焦げの苦みがでるので注意してください。

←こんな感じの調理用の温度計でしっかり温度を測ると失敗のリスクが低くなるよ!少量の油は非接触式の温度計が測りやすいです。

►最初は勢いよく気泡が出てセージの水分がパチパチはじけます。<下写真、中央>
そのあと徐々に気泡が少なくなって<同、左>気泡が完全に消えたら揚がったしるし。

セージを揚げる
揚げ時間はほんの10秒ほど。

►あとはキッチンペーパーの上にとって、余分な油気を切りましょう。

3.お好みで塩を振って、クリスピーセージの完成。

セージの素揚げ

そのまま葉の形を生かして飾るもよし、パリパリで簡単に割れるのでフレーク状にして散らしても◎

使い方、いろいろ

お好きなパスタ、ポタージュ、サラダのトッピングに。

お芋系・その他根菜・かぼちゃ・カリフラワーなどの野菜、
プラントベースでもバターやチーズ・クリーム系のお料理、
しっかり煮込んだトマトソースなど、
基本的にフレッシュ系よりもリッチでコクのあるお料理によく合います。

和風なら、オリーブオイルでしっかり炒めたキノコをジュっと焦がし醤油と植物性バターで仕上げた一品も相性良し。

wine_bar お酒が好きなあなたには
白ワインやビールとともに、そのままパリパリおつまみとして食べるのもおすすめです。

関連レシピ

クリスピーセージと相性ピッタリのリゾット。

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保存の方法

セージの素揚げ保存

使い切らなかった分は、キッチンペーパーを敷いた密閉容器で常温保存すれば、味、パリパリ感、葉っぱの形も5日程はキープできます。

※注意※ もし揚がり切っていない(しなっとしている部分)葉柄があれば必ず切り落としてから保存すること。

あると便利なキッチン道具

それでは、レシピカードをどうぞ。

クリスピー セージ

少ない油ですぐできる、パリパリ食感のセージの素揚げ。お料理のトッピングに。
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ガーニッシュ・付け合わせ
フレッシュハーブ
下ごしらえ : 3
調理時間 : 2
合計時間 : 5

 材料

  • セージ 適量
  • 揚げ油 適量
  • 必要に応じて

 手順

  • セージを優しく洗ったあと、水気をしっかりと取り除く。
  • 170~180度の油で10秒ほど揚げる。
    気泡が消えたら、揚がったしるし。
  • お好みで塩を振って、完成。

  コツ・ポイント / その他の追加情報 

►油の温度は、170~180度が適温。
温度が低すぎると油っぽい仕上がりに、高すぎると葉が丸まりやすくなり、すぐに焦げてしまうので注意。
►すぐに食べなかった分は、キッチンペーパーを敷いた密閉容器で常温保存。5日程は保存可能。
※もし、しっかりと揚がり切っていない葉柄(水分が残っていて柔らかい)があれば必ず切り落としてから保存すること。
►残った揚げ油は捨てずに活用:多少ですがセージ香りが油に移っています。素揚げしただけなので濾す必要もなくそのまま使えます。短時間とはいえ、一度過熱しているのでなるべく早く使い切りましょう。
このレシピを作ったら…

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
xoxo Lily